「社内木鶏会」は”致知”を読んで感想文発表します。
「社内木鶏会」?なんだ?と思いますよね。
「致知」という月刊誌を読んで、一人ひとり感想文(10行程度)を書いて、みんなの前で発表します。
聞いている人は、発表を聞いて美点凝視で感想などを述べて拍手~
最初はみんな社長に嫌だ嫌だと言ってましたが、 今では楽しく勉強しています。(^^)
「致知」という月刊誌は創刊30年を超えてますが、一般には販売がされていません。
購読申し込みをして年間13,000円を払うと、毎月届きます。
人間学を学ぶための月刊誌で、毎月凄い立派な経営者や、スポーツ選手、
学者の方々の対談、インタビューが掲載されています。
世の中には、こんなに凄い人が本当に数多くいるのだなぁ と感心させられます。
その記事の中から「3つの推薦記事」が課題として指定されますので、3つの記事を読みます。
その中から更に1つの記事について感想文を書くのです。
10行程度なのですが、初めの頃はこれが非常に大変でした。
感想文などは子供の頃に書いてからこのかた、書いた記憶がない。。。
しかも記事の内容・中身が結構いや、かなり難しい。
漢字が読めない。。。。論語や大学などの唸るような難しい漢字。
意味すらも分からない。。。
ネットで調べてと。。。いまだに読めない字が出てくる。。。
やっと感想文に取り掛かるが、「よかったです」「すごいなと思いました」「感動しました」
みたいな子供のような文章になる。恥ずかしい。。。。
とりあえず、書けばいいのだろう!! と半ば投げやりに描く。3行くらい書けただろうか。。。
感想文を書いたら、次は3~4人のグループになり、一人ひとり感想文を読み上げる。
まじ?!!
そうなんです。一人ひとり読み上げます。他人の前で。。。
感想文を聞いた人は、その感想文の内容についての、感想を述べる。
しかも、美点凝視で。良いところを見つけて、褒めてあげるのです。
褒めるところがよく分からない、褒め方が分からない、などの場合は何でも良いので褒める。
今日のネクタイ素敵です。髪型良いですね。などなど
とりあえず何でもいいので褒める。そしてみんなで拍手。
その繰り返しです。
始めた当初は本当に嫌で嫌で、感想文も数行だった社員の方も、
今ではA4用紙からはみ出してしまうくらいの感想文で、内容も素晴らしい文章となって
彼らの成長に感動しています。
人間学を学ぶことも大切ですが、美点凝視で、お互いのよいところを褒め合う。
そして、普段は話さないことも話し合ったり(雑談ですが)することで
社内の空気がとてもよくなりました。
それが、「社内木鶏会」の良さです。
始めは嫌でしょうが、必ず楽しくなってきます。
会社は一人ひとり毎年10300円費用が掛かりますが、社員の方にとって
必ず良い結果をもたらすと考えてくれて、導入してくれてます。
一番変わるのは、実は、社長(経営者)なんですよ(^^)
社員を大切にする会社の経営者は「致知」を購読しています。
社員を大切に考えているのであれば、「社内木鶏会」とともに
「選択制」の「確定拠出年金」を導入してほしいものですね。
致知は人間学を学び、人として成長します。
「選択制確定拠出年金」は社員の「節税」「社会保険料の削減」できるので
社員の手取りが増え、将来の年金不安も解消されるのです。
致知購入と同じように費用は発生しますが、社員のために是非導入してもらいたいものです。