銀行と同じように運用すればお金は増える!
この10年間で金利は低下していますが、銀行の金利収入は50%も増加しています!
銀行と同じ考え方をすれば、お金を増やすことができます。
銀行や保険会社にお金を預けるのではなく、金融機関と同じように
利子と配当が入る仕組みを作ること、つまり、お金に働いてもらうということです。
日本の経常収支をご存知でしょうか?
昔は、日本は貿易立国、だから海外に輸出してたくさんの外貨を稼いでいました。
ところが今は、海外からの収入は貿易収支ではなく、所得収支です。
所得収支とは、海外から得た利子や配当などの収入を言います。
海外に投資をしたお金からのインカムゲインが、経常収支のほとんどを占めています。
三菱UFJフィナンシャルグループの決算を、2013年と2020年を比較してみました。
2013年決算 | 2020年決算 | 増加額 | 増加率 | |
貸出金 | 91兆円 | 109兆円 | 18兆円 | 20% |
貸出金利息 | 1兆5457億円 | 2兆3635億円 | 8,178億円 | 53% |
利回り | 1.7% | 2.2% | 0.5% | 30% |
貸出金は20%しか増えていませんが、何と金利収入は53%も増えています。
黒田さんが日銀の総裁になって以降、金融緩和により金利は大幅に低下しているのに
なぜ、金利収入は増えているのでしょうか?貸出金利の推移
その理由は、国内の貸出より海外への貸出を増やしたことです。
2013年決算 | 2020年決算 | 増減額 | |
貸出金 | 91兆円 | 109兆円 | +18兆円 |
貸出金利息 | 1兆5457億円 | 2兆3635億円 | 8,178億円 |
利回り | 1.7% | 2.2% | 0.5% |
国内の貸出金 | 66兆円 | 65兆円 | ▲1兆円 |
海外の貸出金 | 25兆円 | 44兆円 | +19兆円 |
国内の貸出金は、この7年で1兆円減少しましたが、海外への貸出金は19兆円も増加しています。
増加割合は1.8倍にもなります。
国内の貸出金の平均利回りは、0.78%ですが、海外の貸出金の平均利回りは2.38%です。
国内では、金利低下により利息収入が増えないので海外に貸し出しをシフトしています。
また、貸出だけではなく、海外の債券投資も19兆円から26兆円に増えています。
2013年決算 | 2020年決算 | 増減額 | |
国内株式 | 4.7兆円 | 4.9兆円 | 0.2兆円 |
国債 | 49兆円 | 22兆円 | ▲27兆円 |
外国債券 | 19兆円 | 26兆円 | 7兆円 |
日本国債を27兆円売って、海外の貸出金と債券を26兆円も増やしています。
つまり、国内への投資から海外への投資に切り替えているということです。
ということは、私たちも日本ではなく海外へ投資すれば収入を増やすことができます。
銀行のように、海外から安定した利息収入を得る方法として、インカムゲイン投資があります。
インカムゲイン投資とは、値上がり益ではなく利息や配当収入を得る投資を言います。
その代表的な投資先として、米国のハイイールド債券があります。
詳しくは下記動画をご視聴ください。